夏は薄毛が進行する?抜け毛の原因と対策を紹介

あつ~い夏になって「抜け毛が増えた」感じることはありませんか?このページでは夏の薄毛に関して詳しく解説します。

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【薄毛の豆知識】夏は薄毛が進行する?
抜け毛の原因と対策を紹介

夏になってから抜け毛が増えたと感じる方は少なくありません。夏は薄毛が進行しやすい季節なのでしょうか。夏に抜け毛が増える原因と薄毛との関係、夏の抜け毛対策を解説します。夏の抜け毛や薄毛にお困りの方は参考にしてください。

その抜け毛、夏の影響ですか?

身も心も開放的になる夏になって、抜け毛が増えると落ち込んでしまうはずです。私たちの髪の毛はヘアサイクルという周期に従い生え変わっています。ヘアサイクルとは、1本の髪の毛が成長し始めてから抜け落ちるまでの周期(毛髪が成長する成長期、成長が止まる退行期、毛髪が抜け落ちる準備をする休止期から構成)です。

通常、4~6年程度を1つのサイクルとします。日本人の髪の毛は平均で10万本なので、ヘアサイクルから計算すると1日50本~100本程度の髪の毛は抜け落ちると考えられます。[1]

夏になって抜け毛が増えたと感じている方も、この程度であれば正常といえる範囲です。これより抜け毛が多い方は、夏の影響を受けているかもしれません。

夏は抜け毛が増える季節

あまり知られていませんが、抜け毛の量は季節から影響を受けます。一般的に、夏は抜け毛が増えやすい季節と考えられています。なぜ、夏は抜け毛が増えやすい季節と考えられているのでしょうか。

大量の汗と皮脂

夏は気温と湿度が高いので、体温を下げるため大量の汗をかきます。と同時に、大量の皮脂が分泌されます。これら自体は悪いことではありませんが、適切に処理しないとフケやほこりなどと混ざって毛穴を詰まらせる恐れがあるといわれています。[2]また、皮脂や汗などをエサにする雑菌の繁殖を招く恐れもあります。夏は髪の毛の畑といえる頭皮の環境が悪化しやすい季節です。頭皮の健康が損なわれると、健康な髪の毛を育てづらくなるため抜け毛が増えると考えられています。

冷房の影響

夏の暑さ対策や汗対策に冷房を利用する方は多いはずです。冷房を利用すれば汗をかかずに済みますが、冷房の使い過ぎにも注意が必要です。冷房をかけると空気が乾燥するので、冷房の効いた部屋に長時間いると頭皮が乾燥してしまいます。頭皮が乾燥すると、水分が蒸発してバリア機能が失われるため頭皮トラブルを起こしやすくなります。また、冷たい空気で頭皮を冷やすと血行が悪くなるため髪の毛の成長に必要な栄養を届けにくくなります。これらの影響でも抜け毛が増える恐れはあるといわれています。

強烈な紫外線

夏に降り注ぐ強烈な紫外線の影響も見逃せません。国土交通省気象庁が発表している日最大UVインデックス(解析値)の月別類年平均値グラフによると1年で最も累年平均値が高いのは7月、2番目に高いのは8月です(東京)。[3]

紫外線というと肌に降り注ぐものと思われがちですが、もちろん髪の毛や頭皮にも降り注ぎます。夏の強烈な紫外線を浴びると、髪の毛や頭皮はダメージを受けます。場合によっては、頭皮が火傷のような状態になり剥がれ落ちることもあります。夏の紫外線から頭皮が大きなダメージを受けると、夏の終わりから秋の初めにかけて抜け毛が増えます。

また、長年にわたり紫外線を浴び続けていると、実年齢以上に皮膚の老化が進みます。これを光老化といいます。光老化で頭皮が硬くなると、血流が悪くなるため薄毛や抜け毛につながる恐れがあるといわれています。

参考:『光老化』東京美容皮膚科

参考:『夏の抜け毛・薄毛対策!』ヘアメディカルビューティー

夏バテ

夏バテも夏の抜け毛に影響を与えるといわれています。夏バテは、室内と室外の温度差による自律神経の乱れや水分の摂りすぎによる消化機能の衰えなどで引き起こされる体調不良です。[4]夏バテで満足に食事をとれなくなると、健康な髪の毛を育てるために必要な栄養が不足します。この影響によっても抜け毛が増える恐れがあると考えられています。

熱帯夜

最近の夏は暑さが厳しいので、夜になっても気温が下がらない日があります。寝苦しい熱帯夜が続くと睡眠不足に陥りがちです。睡眠不足に陥ると抜け毛が増えやすくなるといわれています。入眠後3時間程度の間に、髪の毛の合成を助ける成長ホルモンの分泌が多くなるからです。寝苦しい日が続く夏は、抜け毛が増えやすい季節といえるかもしれません。

参考:『薄毛と睡眠の関係』ゴリラクリニック

海水浴

夏のアクティビティも抜け毛に影響を与える恐れがあります。中でも注意したいのが海水浴です。海水のpHは8~9程度の弱アルカリ性です。弱アルカリ性の海水は、髪の毛を構成するケラチンにダメージを与えるとともに弱酸性の頭皮にもダメージを与えます。また、塩分濃度の高い海水は、髪の毛や頭皮の水分を奪います。夏の代表的なアクティビティである海水浴は、髪の毛・頭皮にダメージを与える可能性があると考えられています。

今日から取り組める夏の薄毛対策

以上の原因などが重なり、夏は抜け毛が増えやすくなります。薄毛の進行が心配な方は、次の対策などに取り組むと良いでしょう。

髪の毛と頭皮を清潔に保つ

気温と湿度が高くなる夏は、汗と皮脂の量が増えます。放っておくと頭皮環境の悪化、さらには抜け毛を招く恐れがあります。夏は、髪の毛と頭皮を清潔に保ちましょう。

基本の対策としておすすめなのがシャンプーです。汚れが気になると洗浄力の強いシャンプーを使いたくなりますが、あまりに洗浄力が強いと頭皮を乾燥から守る皮脂まで落としてしまいます。石油系の洗浄成分を使用した市販のシャンプーではなく、アミノ酸系の洗浄成分を使用したスカルプシャンプーなどを選びましょう。頭皮をいたわりながら不要な汚れだけを落とすことができます。

シャンプーのポイントは、時間をかけて予洗いをすることと、シャンプーを手で泡立ててから頭皮に塗布すること、頭皮を優しくマッサージするように洗うこと、シャンプーが残らないようにしっかりすすぐことです。熱すぎるお湯の使用、シャンプーのやりすぎもオススメできません。以上のポイントに気を付ければ、頭皮・髪の毛を健康な状態に保てるはずです。

参考:『抜け毛』メンズヘルスクリニック東京

冷たい風を浴びない

クーラーの効いた部屋で過ごす方は、できるだけ冷たい風を浴びないように工夫しましょう。席を変えるなどだけでも冷たい風を避けることはできます。これにより、頭皮の乾燥や頭皮の冷えなどを防げます。環境が許すのであれば、加湿器を設置して湿度を保つことなども抜け毛対策になります。

紫外線対策

夏の薄毛が気になる方は、紫外線対策にも取り組みましょう。外出時は帽子をかぶる、UVケアのスタイリング剤を使用するなどで紫外線をカットできます。帽子をかぶると頭皮が蒸れる方は、メッシュ素材の帽子を選ぶなどの工夫をするとよいかもしれません。

規則正しい食生活

夏バテなどで食生活が乱れがちな方は、規則正しい食生活を心がけましょう。髪の毛の材料になるタンパク質、肌の新陳代謝を促すビタミンB群、同じく新陳代謝を助けるミネラル、細胞分裂を正常にするビタミンAなどがオススメの栄養です。タンパク質は大豆や肉、魚など、ビタミンB群は豚肉やあさりなど、ミネラルは牡蠣やゴマなど、ビタミンAは緑黄色野菜などに含まれています。

夏の抜け毛は一時的な抜け毛

夏は髪の毛や頭皮にとって過酷な季節です。普通に生活しているだけでダメージは蓄積します。抜け毛が増えたと感じている方は適切に対処しましょう。基本的には、一時的な抜け毛と考えられるので、ダメージをケアできれば回復するはずです。ケアしても改善しない方は他の原因が潜むかもしれません。抜け毛の毛根が細く弱々しい、短くて細い髪の毛が抜けるなどは当てはまりませんか。気になる点がある方は、薄毛治療を行っているクリニックで相談しましょう。

まとめ

汗と皮脂の分泌が増える夏は頭皮が不潔になりやすい季節です。また、強烈な紫外線が頭皮へ降り注ぎます。髪の毛や頭皮に様々なダメージが加わるため、夏は抜け毛が増えやすい季節と考えられています。気になる点がある方は、スカルプシャンプーで頭皮を清潔に保つ、帽子などでUVケアに取り組むなどを心がけると良いでしょう。

基本的には、一時的な抜け毛と考えられるので、ダメージを上手くコントロールすれば薄毛につながることはありません。夏に入ってから抜け毛が増えたと感じている方は、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

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