

スカルプシャンプー育毛成分辞典:結局、どんな成分が薄毛に効くの!?
育毛効果のある成分と配合されている
シャンプーを紹介!
ここ最近、雨後の竹の子のようにドラッグストア店頭に台頭し始めたスカルプシャンプー。含まれる成分によって頭皮・毛髪へのアプローチ方法は多種多様。あなたに必要な成分はナニ?あなたの抱えるお悩みや、隠れトラブルから、あなたにとっての「手応えあるホンモノの1本」を探し当てましょう!
そもそもスカルプとは
当サイトではスカルプシャンプーに関する情報をまとめていますが、そもそもの話、スカルプシャンプーとは何のことなのでしょう?ハゲを治すためのシャンプーのことをスカルプシャンプーと言うのでしょうか?
スカルプシャンプーの「スカルプ=scalp」とは、もともと「頭皮」という意味を持つ英語です。髪ではなく、髪の土台となる頭皮を指してスカルプと言います。
よってスカルプシャンプーとは、頭皮への作用が期待されるシャンプーのこと。スカルプケアとは、頭皮への作用が期待されるケアのことです。
くれぐれも正しく認識しておかれたいのが、スカルプという言葉の中に「ハゲ・薄毛」というニュアンスが含まれていないこと。よって「スカルプシャンプーを使ったのに、ハゲが治らなかった!」とメーカーに怒るのはお門違いということになります。
ただし後述するように、ハゲ・薄毛の一つの要因として頭皮環境の悪化が挙げられることは確かでしょう。よって、スカルプシャンプーを使った結果として頭皮環境が改善し、少しずつ抜け毛が減っていくという事例があっても、決して不思議ではありません。
スカルプケアとは
髪の毛に関心のある男性の多くは、スカルプケアという言葉をよく聞くことでしょう。一方で、ヘアケアという言葉も昔から存在します。
スカルプケアとは頭皮のケアのこと。ヘアケアとは髪の毛のケアのこと。似たような場所にある両者ですが、ケアの目的はまったく異なることに注意しましょう。
スカルプケアとは
スカルプケアとは、頭皮の対するお手入れのことです。髪の毛の有無は関係ありません。スキンヘッドの方の頭皮をマッサージすることも、スカルプケアの一種です。
スカルプマッサージやスカルプ製品などのように、「スカルプ」という文字が冠されたものは、すべて頭皮を対象としたものだと理解してください。
ヘアケアとは
ヘアケアとは、髪に対するお手入れのことです。髪に対するケアである以上、髪を持たないスキンヘッドの方にヘアケアをすることはできません。
「ヘアコンディショナー」という分類の商品をよく目にしますが、これらは基本的に髪の毛への作用を目的とした商品。頭皮への作用がメインではないことを理解してください。
薄毛・抜け毛の人はどちらを選べばいいの?
薄毛・抜け毛に悩む人は、ヘアケア商品ではなく、スカルプケア商品を選びましょう。なぜならば、薄毛・抜け毛は「髪の毛」で起こっている現象ではなく、「頭皮」で起こっている現象だからです。頭皮をケアし、頭皮環境を整えることが薄毛・抜け毛を予防するための基本と心得ましょう。
一方で、切れ毛・枝毛などのように「髪の毛」で起こっている現象に対しては、ヘアケア商品を選ぶようにしてください。
スカルプシャンプーと育毛シャンプーの違い
薄毛や抜け毛が気になる人が注目するシャンプーとして、スカルプシャンプーや育毛シャンプーがあります。薬用シャンプーが気になる、という方もいるでしょう。
ところで、これらスカルプシャンプー、育毛シャンプー、薬用シャンプー。いったい何が違うのでしょうか?
スカルプシャンプーとは
スカルプシャンプーとは、スカルプ、つまり「頭皮」のケアに主眼を置いて開発されたシャンプーのこと。かならずしも薄毛・抜け毛の予防を目的としているシャンプーではありません。ただしスカルプシャンプーによって頭皮環境が改善した結果、薄毛・抜け毛が減ったという事例は比較的多く耳にします。
育毛シャンプーとは
育毛シャンプーとは、髪の毛の成長に良い影響を期待して開発されたシャンプーのこと。呼称の基準はあいまいで、スカルプシャンプーの宣伝用キャッチフレーズとして登場することもある言葉です。
薬用シャンプーとは
薬用シャンプーとは、薬事法によって「医薬部外品」に分類されたシャンプーのこと。医薬品のような効果はないものの、普通のシャンプーよりは何らかの効果が期待できる、という位置づけのシャンプーです。上記のスカルプシャンプーや育毛シャンプーの中には、薬用シャンプーとして分類されるものもあれば、分類されないものもあります。
- スカルプとは発毛・育毛・増毛という意味ではなく、頭皮という意味
- 育毛シャンプーの呼称の基準はあいまい
- 「薬用」の文字が入れば医薬部外品なので、何らかの効果が期待できるかも知れない
以上の3点を覚えておきましょう。
スカルプケアと頭皮年齢
肌年齢や骨密度年齢などはよく耳にしますが、薄毛や抜け毛が気になる方は、頭皮年齢を意識しましょう。
頭皮年齢とは
薄毛や抜け毛は、髪の毛そのもので発生している現象ではなく、頭皮で発生している現象です。よって、頭皮環境が悪化して頭皮年齢が高くなると、薄毛・抜け毛が発生しやすくなります。
頭皮年齢の簡易チェック法
以下の10項目のうち、該当する項目を数えてください。
- 髪のハリやコシが弱くなった気がする
- 抜け毛が気になる
- 頭皮のかゆみが気になる
- 以前よりも頭皮が固い気がする
- 頭皮が赤っぽい(青白くない)
- カラーやパーマをすることが多い
- 以前よりスタイリングがしにくくなってきた
- 寝不足ぎみ
- 肩こりや眼精疲労を感じることがある
- ストレスの多い日々を過ごしている
これら項目のうち9個以上に該当する方は、頭皮年齢が70代以上です。8個なら60代、7個なら50代、6個なら40代、4~5個なら30代となります。
半分以上に該当した方の頭皮年齢は、決して若くはありません。薄毛に発展しないよう、しっかりとスカルプケアをすることをおすすめします。
毛母細胞活性化で育毛!
育毛成分の代表選手でもある毛母細胞活性化成分。衰えた毛母細胞に刺激と栄養を与え、細胞を活性化。また、これらの成分は毛母細胞の新陳代謝を高め、新しい細胞への生まれ変わりを促します。
血行促進で育毛!
毛髪を元気にするには、毛母細胞にたくさんの栄養を送り込むことが重要。栄養を送り届ける通路の役割をするのが頭皮の血管です。毛母細胞を活性化させるためにはこの血管を拡張し、血流を良くする必要があります。
頭皮トラブル解決で育毛!:殺菌、抗炎症、保湿etc.
フケ、かゆみ、頭皮の炎症や乾燥など、こういったことも実は抜け毛の原因に!このような頭皮のトラブルを解決することも、育毛のためには当然必要不可欠なのです。毛髪の土壌である頭皮を健康な状態に整えましょう。
- 【殺菌・抗炎症・収れん成分】
- ピロクトンオラミン
- グリチルリチン酸ジカリニウム
- サクラ葉エキス
- カンゾウエキス
- サリチル酸
- その他の殺菌・抗炎症・収れん成分
- 【保湿・潤い成分】
- グリセリン
- ブチレングリコール
- アロエベラ葉エキス
- 海藻エキス
- その他の保湿・うるおい成分
優しい洗浄成分とは?:頭皮をいたわれ!
頭皮の敵と思われがちな頭皮のアブラ“皮脂”。しかしこれ、実は頭皮を守るために適量は必要なんです!適度に皮脂を洗い流す洗浄成分、逆に頭皮を守る意味合いで避けるべき洗浄成分を紹介します。
- どんな洗浄成分を選んだら良いの?
- 【お肌に優しい洗浄成分】
- アミノ酸系洗浄成分
- グルコシド系洗浄成分
- ベタイン系洗浄成分
- 【肌刺激の強い洗浄成分】
- 石油系洗浄成分
- 石けん系洗浄成分