
毛母細胞活性化成分の種類と配合されているシャンプー
育毛のために必要な成分は様々に存在しますが、ここでは毛母細胞活性化に効果のある成分を紹介。これらの成分は、衰えた毛母細胞に刺激と栄養を与え、細胞を活性化します。また、新陳代謝を高め、新しい細胞への生まれ変わりを促進する働きを持つものです。どこかで見覚え、耳にした記憶、ありませんか?
毛母細胞活性化 センブリエキス
■どんな成分?
センブリとは日本や中国など東アジアに自生するリンドウ科センブリ属の二年草。晩夏から晩秋にかけて白い花を咲かせる。苦味の点では最高峰のハーブとされ、センブリエキスとはこの草からアルコールによって抽出された成分。本来は内服した場合に胃が刺激され活性化し、血行をよくすると考えられ使われていたが、頭皮の血行促進にも効果があるのではと期待され、研究が進められた。
■効果・効能は?
- 血行促進
- 毛根の細胞活性化
- 脱毛を促す5αリアクターゼの抑制
どんなシャンプーに入ってるの?
ブブカ スカルプケアシャンプー / ウーマシャンプー / リガオス / プレミアムブラックシャンプー /
スリーボム / モンゴ流シャンプーEX / ドクターボーテム
毛母細胞活性化 ニンニクエキス
■どんな成分?
ニンニクは元来、食欲増進や精力増強、疲労回復などの効果を持ちスタミナ食として広く親しまれてきた。さらに動脈硬化や高血圧予防にも効果があるとされ、アンチエイジング製品にも用いられるようになっている。疲労回復に役立つビタミンB1や、殺菌および抗酸化作用のある成分、血行促進をうながすスコルジンなどを含む。
■効果・効能は?
- 血行促進に効果あり
- 細胞分裂を活性化し、新陳代謝促進効果も
- 殺菌作用を持ち、頭皮環境を守るためにも効果的
- 抗酸化作用によりアンチエイジング効果を及ぼす
どんなシャンプーに入ってるの?
毛母細胞活性化 アルガニアスピノサ芽細胞エキス(アルガン幹細胞エキス)
■どんな成分?
モロッコ南西部の乾燥した砂漠地帯にのみ生えるアルガンツリー。7年間雨が降らなくても枯れないという脅威の生命力を持つ。この希少な樹木の新芽から抽出された植物幹細胞エキスがこれ。真皮(表皮の内側にあり、皮膚の大部分を占める層)の幹細胞を活性化する作用を持ち、頭皮の自己修復機能を高める。
■効果・効能は?
- 真皮の幹細胞を保護し、さらに活性化させる。頭皮全体が元気に!
- 皮膚の自己修復機能を補填
- シワやたるみを抑制し、モチモチ肌を復活
どんなシャンプーに入ってるの?
毛母細胞活性化 D-パンテニルアルコール
■どんな成分?
ビタミンB群の一種でパンテノールの別名も。プロビタミンB5というビタミンB5の前駆体(物質が生成される前の段階の物質)で、小じわを防ぐなどの効果から女性用化粧品にも広く用いられている。
■効果・効能は?
- 養毛・育毛・脱毛防止・発毛促進
- 新陳代謝の活性化
- 肌荒れ、かぶれ、日焼け防止やシミの抑制
- かゆみ、白髪の防止
- 抗ストレス作用による脱毛防止
毛母細胞活性化 サッカロミセス溶解質エキス
■どんな成分?
パン酵母のサッカロミセスが発酵する過程で発生する天然由来のエキス。アミノ酸やビタミン、有機酸などが多く含まれ、美肌に効果が高いエキスとして知られる。天然の酵母からつくられるため安全性が高い。
■効果・効能は?
- 細胞の活性化を促進し、アンチエイジング効果あり
- 保湿効果を持ち、肌の水分量を増加。肌に保護膜をつくる作用も
どんなシャンプーに入ってるの?
毛母細胞活性化 プラセンタエキス
■どんな成分?
母親と胎児をつなぐ胎盤由来の成分。ヒト由来、牛由来など市販されている製品に含まれるものは様々あるが、いずれもアミノ酸やビタミン、ムコ多糖類、酵素、ミネラルなどの栄養素を多く含んでいる。古代エジプトでクレオパトラが愛用し、中国でも紀元前から不老長寿の妙薬として使われていた歴史がある。
■効果・効能は?
- 脱毛を促進する5αリアクターゼの抑制
- 細胞分裂を促進し、傷ついた皮膚を修復
- 美肌などアンチエイジング効果
- 自然治癒力全般の強化
どんなシャンプーに入ってるの?
毛母細胞活性化 その他の毛母細胞活性化成分
ホップエキス / ジオウエキス / ショウガ根エキス / アスパラギン酸 / オランダカラシエキス / トウニンエキス / ゲンチアナエキス / トウガラシエキス / パントテニルエチルエーテル / クロレラエキス / トレオニン / アデノシン三リン酸2Na / その他多数