

髪にできた枝毛はダメージの証!
改善する方法とは
些細なことだと放置は厳禁!
男性の枝毛の原因は様々ですが、髪にダメージが加わっているサインという点に変わりはありません。考えられる原因には、紫外線やカラーリングなどが、髪にダメージを与えて枝毛の原因として挙げられます。枝毛が慢性化すると、髪だけでなく薄毛や抜け毛の進行にも影響を及ぼしかねないため、ケアもせずそのまま放置してはいけません。枝毛の原因を抑えておき、しっかりと対策を取ることが大切です。
男性の枝毛の理由
枝毛の原因となるのは髪へのダメージです。キューティクルが失われると髪がダメージを受けて、結果として枝毛につながります。
摩擦からのダメージ
摩擦が発生すると、キューティクルが失われてしまいます。ブラッシングや乾燥した状態での摩擦が静電気の帯電を促進し、結果として枝毛につながります。キューティクルは髪の毛の水分や栄養素を保持する役割があります。
キューティクルが裂けてしまい、内部の水分が失われるという原因です。結果として枝毛が発生してしまいます。静電気が発生しないように、また過度な摩擦にならないようにブラッシングしたり、摩擦にならない環境作りが大切です。
カラーリングやパーマのダメージ
髪に着色するカラーリングやパーマは、キューティクルを開いたり、剝がしたりするのでダメージを与えます。アミノ酸の形を変形させたり、キューティクルを開くという作業によって、髪の内部に悪影響が及びます。髪の内部が痛むと髪が弱ってしまい、すぐに枝毛ができる状態になります。
髪の内部にダメージが加わるだけでなく、カラーリングやパーマは水分も失う原因です。乾燥してぱさついた髪質に変化してしまい、枝毛になりやすくなります。
熱によるダメージ
アイロンやドライヤーの熱も髪にダメージを与える原因です。ドライヤーは余分な水分を飛ばして乾燥させますが、温めすぎには注意しましょう。髪が濡れている状態は、キューティクルが開いた状態でもあるため、熱への耐性が弱まっています。その状態で温風を当て続けてしまうと、髪の水分やたんぱく質にまでダメージが加わり、結果として、潤いを失った髪が枝毛になってしまうのです。
生活習慣のダメージ
睡眠不足や栄養不足も枝毛の原因です。普段の食事などでとる栄養は髪の毛にも行き届いていますが、不健康な生活習慣ではしっかりと届けられません。また、ストレスが加わった状態になると、血管が収縮してしまい血行不良となって髪に栄養が行き届かなくなります。
髪に栄養が行き届かない生活習慣を続けていると、枝毛が発生しやすい髪質に変化してしまうのです。
紫外線からのダメージ
紫外線は、髪を構成するアミノ酸が変質する原因。シスチンという物質が紫外線によってシステイン酸という物質に変質します。システイン酸は正常な髪と比較して結合力が弱くなるので、弱い髪になる原因です。
システイン酸が発生した髪の毛が元の状態に戻ることはなく、新しい毛に生え変わるまで同じ状態になります。
男性の枝毛の対策や予防
男性の髪に枝毛が発生しにくくするために、どのような対策や予防ができるでしょうか?日常的に髪のケアが欠かせません。
カラーやパーマの後は補修する
カラーやパーマは髪にダメージが発生しにくい頻度に抑えましょう。2か月に1回ほどの頻度にしておき、カラーリングやパーマの後にはしっかりと補修します。ケア用のトリートメントがありますので、ダメージを受けた部分を補修します。
複数の種類がありますので、自分の髪質にあったトリートメントを選択し、枝毛が発生する前に髪のケアをしておきましょう。
ドライヤーで乾かす
実はドライヤーで乾かすことも大切です。熱は髪へのダメージの元になるので自然乾燥がよいと思いがちですが、濡れたままの状態は、キューティクルが開いたままになり、水分や栄養素を失いやすい状態。
ドライヤーを使用する際には、温風で20cmほど距離を保ちながら乾かしていきます。半乾きになったら、冷風に切り替えるなどして、熱が加わりすぎないように注意しましょう。もちろんドライヤーの前には、タオルドライをするのを忘れずに。
シャンプーを変えてみる
トリートメントだけでなく、ダメージヘア用のシャンプーを使用するのもおすすめです。カラーリングを頻繁にしているのであれば、髪に加わるダメージは相当なものです。枝毛を防止するだけでなく、カラーの持ちもよくなるので、ダメージヘア用のシャンプーに変えてみましょう。
トニックでケアする
髪が弱くなってしまうことで、枝毛が発生してしまうので、髪を強くするためにトニックを使うのもよいでしょう。ハリがある髪になるのように、トニックを使用し抜け毛も防止しましょう。
髪のボリュームが出てくるようになると、髪のコンディションがよい方向に向い、結果として枝毛も少なくなります。枝毛や切れ毛向けのトニックが複数販売されていますので、自分に合ったものを見つけるとよいでしょう。
日焼け対策をする
外出の際には、紫外線対策をします。髪も日焼けしてしまうので、スプレータイプの日焼け止めを使ってみたり、帽子や日傘などをしようします。
髪全体を保護したり、日光に当たる時間を短くできるように心がけましょう。スプレータイプの日焼け止めは2、3時間ほどしか効果が持続しないので、定期的にスプレーのし直しが必要です。
まとめ
男性の枝毛にも複数の理由があります。カラーリングやパーマなどの髪に負担がかかるものだけでなく、生活習慣や髪の乾かし方などもダメージを与える要因となります。この記事を参考にして、髪にダメージが加わりにくい方法でケアをしたり、生活習慣を改善してみましょう。髪を守るように心がけるなら、髪のハリを保つことができ、結果として枝毛も少なくなります。